くろしろとしろくろ

黒と白、白と黒の日々

本を書き始める。まずは「骨」を目指して。

 ちまちまと本を書き始めている。ソフトウェアづくりとは何なのか、モノづくりとは何か、というところに立ち返って書き始めている。ここから出発して果たして、狙うところまでたどり着けるのか。道のりは長い。

 

 最初の書き出しを行うまでもずいぶん時間がかかった。あきらかに書くことを躊躇していた。ここから書き始めて、意味のあるものになるか。十分に練れているだろうか、と。アジャイルに関する本でありながら、Big Design Up Frontな感覚。MVPというか、骨とお肉のイメージでいくならば、まずは何はなくとも骨を書き出すべきだ。それにしても、骨すらかけるのか、書いていることになるのか、と迷い始める。

 

 勢いにまかせて書き始めて、案の定苦戦をする。ただ、これまでの本と違うのは、時間を忘れて書くことを念頭においている。どれだけ時間がかかっても、予定している時期まではいくつもの季節を重ねることになる。そのくらい時間はある。ただし日常の私の時間はない。この年末年始が骨を作り上げる時期になるだろう。